2011年6月16日木曜日

gemやmavenで気をつけるべき事

gem(ruby)や、maven(java)を利用し始めると、

「何て便利なんだ!」

と感じると思います。実際非常に便利です。

しかし何年にも渡って運用するようなシステムの場合、「ハード故障に伴うリプレース」や「インフラ移行」が発生する場合があります。
その際に絶対忘れてはいけないのは、

「ライブラリ提供側が、いつまでも場所を提供してくれると考えてはいけない」

という事です。

実際gemで起こった事があるのは、

・githubが提供場所では無くなった(gemcutterへ移行?)
・gems.rubyonrails.orgが提供場所では無くなった(gemcutterへ移行?)
・sqlserverのアダプターの特定のバージョン(1.0.0.9250)が取得できなくなった。
  現在は http://rubygems.org/gems/activerecord-sqlserver-adapter/ ですが欲しいバージョンがありません。

と、かなり慌ててしまう状況です。

# さらに性質が悪いのがmaven。
# 私が出くわしたのは「リポジトリはあるがライブラリの該当バージョンが提供されなく無くなった」状況。
# なんと「*.jarの中身をテキストエディタで見ると、503のHTML」。
# しかもエラーを出力しないという難しい状況になります(どのファイルが無くなったのか分からない)

よってgemの場合cacheディレクトリ以下のgemファイルはちゃんととっておきましょう!」というのが教訓になります。もちろんアプリ側ではversionを絶対指定しておく」というのも大事ですね。

もちろんrailsの場合、vendor配下にコミットしたら良いのでは?という意見もあるかもしれませんが、度々デプロイする場合、純粋にサイズが大きすぎて遅い場合があります。
コンテキストに合わせて最良の方法を考えましょう。

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