■概要
職業がら、顧客と会話しデータベースの論理設計をする事が良くあります。
自分で設計する分には良いんですが、他人が設計した物を効率的にチェックする為に備忘録がてら記載しておきます。
ちなみに当方は「渡辺幸三さんの著作」と「アナリシスパターン」の影響を一番受けています。
■チェック項目
○キーについて
・データの一意性が、利用者(顧客)と意識があっているか
・PKの無いテーブルはないか
・UKが明示されているか
・多すぎる複合キーはないか
・自然キーとサロゲートキーを意識できているか
・ID / コード・番号を使い分けているか
・FKを意識できているか
・FK/区分との使い分けは考えられているか
・属性項目のドメインを規定する物なので使い分けの基準が重要
○属性について
・ドメイン管理を意識して属性名を付けているか
・継承項目、導出項目が明示されているか
・継承・導出ルールが明示・意識されているか
・時点記録を意識して導出項目を設計しているか?
○多重度・関係について
・多重度が間違っていないか
・1-1関連が存在しないか
・"0以上"なのか"1以上"なのか考察できているか
・親子と参照を意識して使っているか
・派生関係を意識できているか
○正規化について
・繰り返し項目が除去できているか(もしくは意識できているか?)
・PKからの関数従属性のみになっているか
・キー組み合わせについてデータが表現出来ているか
○その他について
・インスタンスレベルでイメージできているか
・インスタンスにするべき概念がテーブルになってないか
・パラレルに重複した構造・関係はないか
・プログラムとの連携を意識できているか
・知識・操作レベルを意識できているか
・データのライフサイクルを意識できているか
・区分が設計されているか
・状態の管理が意識できているか
・人間はミスをするという事を意識できているか
・業務にキャンセルがありえる事を意識できているか
■雑感
思いつくまま記載しても結構あるな。思い出したら追加していこう。。
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